物事を楽しむことは、人の予想を裏切ること
朝一番に昨日放送されたハンター×ハンターを拝見しました。
相手が思うように動いたらハンター冥利だろ
このセリフにしびれました。
素晴らしい作品にはよくあることですが、ここまで予想していたのか!
と読者を痛快な気分にしてくれるシーンです。
このセリフを言うのはジンというキャラクターなのですが、ジンは相手が思うように動くことを「楽しいこと・面白いこと」ととらえています。
つまりジンは相手を陥れるため、自分が勝ち上がるために仕掛けをしておくのではなく、楽しいから仕掛けをしておく。ただそれだけなのです。
このシンプルさ、この人生を楽しむという性格に人はひきつけられてしまうのだと感じます。
このシーンから考えたことは
①相手の行動を予想し、与えるという合わせ技
②人の予想に反することを意識的にしてみる
という二つです。
①相手の行動を予想し、与えるという合わせ技
これは一言で済ますと、サプライズで感動を提供するということです。
以前からサプライズとは自分が漫画や小説の中に入ったような感覚になるなと常々思っていました。ここまで自分の行動が予測され誘導され、思いもよらないプレゼントをいただく。これほど感動することはこの世にそうそう多くはありません。
サプライズを日常にどんどん取り組むことができれば人生は楽しく・面白くなると考えました。
②人の予想に反することを意識的にしてみる
①とかぶる部分もあるのですが、予想に反することを意識的にすることで
変な人認定されるのではないかと思います。
変な人はたいてい楽しそうな人生を送っているものです
自分を実験台にして周りの人にエンターテイメントを提供しているような気がするのです。
さらに言えば否定的に私をとらえる人の予想を裏切って、見返してやるという怒りのような力強い感情が私にエネルギーを与えてくれます。人の予想に反する行動を意識的に行うことでこうした利点もあると考えました。
物事を楽しむことは人の予想を裏切ること
これも一つの心理かもしれないと感じました。
さぁ、面白くない世の中を、力いっぱいエンジョイしよう。
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